サーフボード製作工程

サーフボードができるまでの流れを説明します。ほとんどの工程は伊勢の国分の浜メイン横のシェイピングルームで行うのでいつでも見に来てください。
自分のサーフボードが出来上がるまでを確認できます。
好みのサーフボードデザインを自分で描きたい場合も、シェイピングルームに来て直接ください。

サーフボードの製作工程

ヒアリング

どのようなサーフボードが希望なのか、どういうサーフィンをしたいのかを確認し好みのサイズや素材、種類などを決めていきます。ライン、テール、フォームなどの詳細も丁寧にヒアリング。サーフボードのデザイン、色も決めていきます。

専用ソフトで3Dに設計図を作成

サーフボードのデザインを3Dで書きおこす
専用ソフトを使用してサーフボードのデザインを3Dで作成します。
数ミリ単位でかなり詳細に削りだすことができます。
3次元に立体で作成したものを実際にチェックすることも可能です!ご希望ならメールで3D画像を送信!
ここでサーフボードのおおまかなシェイピングがきまります。

大枠を削る

ブランクス3Dソフトで作ったサーフボードのデザイン通りにハンドシェイプで数ミリ単位に削ります。
そして、丁寧にハンドシェイプでラインを削っていきます。

シェイパールームで丁寧にシェイプ

シェイピングフォームを削ってサーフボードを作っていきます。
アウトラインやロッカーを初めに決めたデザイン通り、ブランクスを丁寧に削っていきます。
ボトムに水平定規をあて、コンケーブや左右対象になっているかボトムのバランスなどをチェック。水の抵抗を最小限に抑えるため抵抗力のないスムーズなラインへ仕上げていきます。

ラミネート

ラミネート仕上げシェイプが終わったら次にラミネートをしていきます。
グラスファイバーを載せて硬化樹脂を丁寧に塗って固めます。
ここで気泡が入らないよう、注意してラミネートするのが職人技。

サーフボードの上にレジンを掛け、スクイージーを使い、サーフボードレジンを全体にいきわたるようになじませていきます。
なじませたあと、余分なレジンをしごきとっていきます。

レジンを残し過ぎるとサーフボードの仕上がりが、重くなってしまいますし、レジンを取りすぎると強度はないが軽いサーフボードとなります。
バランスよいレジンの量で、ラミネートをするのはとても難しいので経験が必要となります。

レイルにクロスを巻き込んでからボトム~デッキへとラミネート!
ボトムにはクロスを1層巻き、デッキ面にはクロスを2層巻くのでちょうどレイルの部分はクロスが3層となり強化されます。

乾燥中ラミネートの後一週間ほどレジンの硬化をするためにおきます。
一週間乾燥させることで生産効率は落ちますが、ここでサーフボードの強度が確立されます。

ホットコート

ラミネートの後、充分にレジンを硬化させたら、ホットコートという作業に移ります。
刷毛を使ってサーフボード全体にレジンを塗っていきます。
ラミネート後のガラスクロスの折り目がこの作業をすることで滑らかにツルッと仕上がります。
ホットコート用のレジンを使用することで光沢のある仕上がりになります。

サンディング

サイディング仕上げにサンディングを行います。
ボードの面を滑らかにし凹凸を無くして、余分な樹脂を丁寧に削り取っていきます。
ブランクスのラインを間違いなく再現するためにもサイディングで調整を行います。
最終チェックを行い、洗浄をします。

オリジナルサーフボード完成!商品受け渡し!

サーフボード完成